2002年12月15日(日)アステールプラザ大ホール


私としては初のホールライブとなる。


  照明が落とされて真っ暗になったと同時にオープニングの音楽が流れた。いきなりドラムの音が響く。オープニングは『Break It!』ステージの階段から池森さんが出てくる。今日最初のメンバーの服装は…池森さんは水色のシャツのスーツ。田川さんはカジュアルな服装。髪を切っているようだった。最初は白のギター。山根さんはスーツ。力強く歌う池森さん。ファンも手拍子で盛り上げている。今日のサポーターはベースとドラムとバックコーラスの2人。次に『Bridge〜愛の言葉 愛の力〜』が始まる。終わると池森さんが「DEEN LIVE JOY Break6へようこそ!!」と挨拶を交わす。『Birthday eve〜誰よりも早い愛の歌〜』に続いて『i…』が流れる。今までの拍手も辞め皆伸びやかなバラードに浸っている感じだった。
  池森さんのトークが始まった。「みなさん、ありがとうございます。DEEN LIVE JOY〜Break6 Birthday eve〜のツアー20本中今日は10本目。またDEEN巨匠ギター田川伸治のふる里でもあります」ファンの歓声が響く。「ツアーが始められたのは、多くのスタッフのおかげです。みなさん拍手を送りましょう」と拍手が送られる。「今回アルバム『pray』の中のバラードをひきましたが、次もバラードです。聴いてください」照明が落とされる。『I say to my love』が演奏される。気持ちを込めてうたう池森さん。終わると真っ暗になり、メンバーを呼ぶ声が聞える。


  ステージセットが完了したら、ファンは座った。椅子に山根さんはアコースティックギターを持って座っている。真ん中は池森さん。右は田川さんがアコースティックギターを持っている。池森さんは会場を見渡すと「えー、みなさん。座っている人はいませんね?」「えっ!?」と田川さんと山根さんが言い、ファンは笑う。どうやら池森さんは立っている人と間違えたらしい。山根さんの方を向いて笑う。ファンも笑っている。気を取り直して池森さんは「ライブの恒例のアコースティックコーナーがやって参りました。このアコースティックは僕たちとみんなが歌うようになっています。それでは最初の1曲目はアルバム『need`love』に収録されている曲です。聴いてください」田川さんのかけ声と共に田川さんのギターが鳴る。池森さんは手にシェイカーを持ち上下に降っている。『YOU GOTTA KICK』の演奏だ。(さえない一日を…)と歌う。
 演奏が終了すると池森さんは「ここでメンバー紹介をしたいと思います。ギター田川伸治!!」ギターの演奏での挨拶の田川さん。すると広島のうた?を披露する。大爆笑。「みなさん、こんばんは。田川伸治です。僕は広島出身ですが、広島にはファンクラブイベントぶりです!!」ファンの歓声が響く。「あっ、ファクラブイベントで思い出しましたが、話そうと思ったことがあります。あれは南区文化センターでやりましたよね。そこは僕が小学生の頃に道路を挟んだ向こう側に住んでいました。住所を言えば、比治山本町ですが(笑)。家のあった場所に行ってみたら、あき地になっていました。文化センターなんかもなかったんよー」と広島弁の連発と広島のトークでファンもメンバーも大爆笑。まだ話をしたそうな田川さんだが、池森さんは「時間が限られているので…いいですか田川さん?」と田川さんに聞く。田川さんが「いいですよ。では僕のお友達に…」と山根さんの方に手を差し伸べて言う。
 「では、続いて田川君のお友達の…キーボードのリーダー山根公路!!」と池森さんが紹介をする。ファンに手を振る山根さん。ファンも手を振る。「みなさん、もりあがっていますか?2階席の人はどうですか?暗くてよく見えませんが…」歓声が響き会場内が明るくなる。2階席の人が手を振る。「ああ、良く見えます。僕は池森君と違って脇役なので会場のみんなの顔がよく見えます(笑)」「脇役って…」と笑って池森さん。「そう、池森君は真ん中にいますからスポットライトが当てられて眩しくて見えないみたいです」山根さん。「そう、海底に沈んでいるみたいな感じ。最初はすごくビビったよ〜。だったら、ここへ立ってみる?」と池森さん。「いつも広島はゆっくりできないのよね」山根さん。「昨日広島に着いたのが15時。倉敷から来たのだよね」と池森さん。「今日は広島を観光してきました。宮島に行ってきました。ベースのみーやんと一緒に」「宮島の何処に行ってきたの?」と池森さん。「いつも広島に来たら定食屋さんに行くのです。牡蠣丼を食べに行き…」「牡蠣丼。牡蠣丼って牡蠣は生なの?」と池森さん。「いや、ゆでであると思います。それで行ったら今日は休みでした。定食屋の名前は忘れましたが…」「みんなお店の名前聞きたかったよね」と池森さん。「僕も厳島神社に行きましたよ」と田川さん。ざわめく。「お好み焼きの」と田川さん、大爆笑。「あるんだよ。(厳島)という店がお好み村にあるのだよ」と田川さんが言う。またまた大爆笑。「そこっておいしいの?」と池森さん。「おいしいよ」と田川さん。
 池森さんが会場に質問とクラシックスシリーズの話をする。大爆笑になっていた。
 「今から『ひとりじゃない』のボサノババージョンを演奏したいと思いますが、僕たちだけでは人数が足りません。そこでサポートを呼びたいと思うので、『みーやん』と呼んでください。せーの!!」と池森さん。(みーやん)と叫ぶが出てこない。。「あれ?」と池森さん。「反対から出てくるのではない?」と山根さん。宮野さんがステージに出てくる。「紹介します。ベースを担当しているみーやんです」と池森さん。歓声があがる。山根さんが何か池森さんに言う。。「僕たち『Birthday eve〜誰よりも早い愛の歌〜』をシングルとしてリリースしましたが、バースデーソングなので、今日が誕生日だという人?」池森さんが会場に聞く。2名がいた。喜ぶメンバー。そこで…メンバーと宮野さんからバースデーソングが送られた。。池森さんが「それでは『ひとりじゃない』ボサノババージョンを聴いてください」演奏が始まろうとするが、合わない。ファンは笑う。。「大丈夫?」と池森さんが声をかける。田川さんの合図で『ひとりじゃない』が始まった。演奏が終わると宮野さんは帰ってみんなは拍手した。
 。池森さんが「次にメドレーで『Power of Love』と『銀色の夢〜All over the world』を演奏しますが、サビの部分はみなさんに歌ってもらいたいと思っています」拍手される。。「ぶっちゃけ、遠慮しなくていいから『Power of Love』を知らないっていう人?」池森さんが聞く、若干名いた。。「僕がサビの部分を歌います。(愛を信じましょう…)」とサビをうたう池森さんと演奏する田川さんと山根さん。終わると拍手される。この後は男女に別れて練習した。楽しい時間になった。。「では、本番に入りたいと思います。田川さん準備はいい?山根さん準備はいい?ワン・ツー・スリー」池森さんが声かけをし、(愛を信じましょう…)とDEENとファンの大合唱となった。サビではみんなで手振る。次に『銀色の夢〜All over the world』に入る。池森さんはメロディーをうたう。サビはやはりファンで合唱。マイクをファンに向ける池森さん。途中でまた『Power of Love』に戻り(ラララ…)の部分を歌う。そこはファンの大合唱。マイクをファンに向けたまま池森さんはマイクなしでうたう。演奏が終わると照明が落とされ拍手とメンバーを呼ぶ声が響く。


  BGMが大きくなり、メンバーとサポーターがステージに上がる。『Tears on Earth』のイントロが始まる。照明が池森さんを照らす。池森さんは衣装替えをして、赤のしましまの民族衣装みたいなのに黒のズボンを履く。そして裸足。田川さんはウエスタン系のベストに白のタンクトップに革ズボン。山根さんはそのままの衣装。コーラスの部分は綺麗だった。この時ファンは立っていなかった。終わるとまた照明が落とされ、メンバーは消える。メンバーを呼ぶ声が響く。

  しばらくして、激しい曲調と共に田川さんが白のタンクトップでステージに登場。田川さんのギターソロが始まる。サポーターはドラムとベース。右に左にとステージを走り回る田川さん。田川さんのギターソロが終わると、山根さんがギターを持って登場。バックコーラスの2人も参加して、ギターを弾きながら歌う。サビの部分はコーラスの人がガッツポーズで手を上に上げるからファンも真似をする。山根さんの声もとても綺麗だ。演奏が終わると「ありがとう」とファンに言いステージから立ち去る。照明が落とされる。

  『Magic』のイントロが始まった。ステージの階段から池森さんが登場。また衣装替えをして、カジュアルな格好になった。茶色の上着に白のシャツにジーンズ。『空もハレルヤ』が始まる。バックコーラスが(パーパーパー)とコーラスを入れる。池森さん、バックコーラスと共に踊る。(フーフー)はバックコーラスが手を上に上げる。サビは池森さんも手を上に上げるからファンも真似をして手を上に上げる。続いて『瞳そらさないで』が始まる。ライブに参加したことのある人や一度は聴いたこともある人全員が盛り上がっている。田川さんが階段へ行くと、『果てない世界へ』が始まる。最後の(HEY!)の部分もジャンプをしている。最高の盛り上がりとなった。『We can change the world』が始まる。(oh,oh、oh)は片手を上に上げる。終わると。池森さんの話が始まる。「次が最後の曲です。聴いてください。『I call your name』」『I call your name』が始まった。ラストはバラードで締めてくれた。池森さんの裏声が会場いっぱいに響く。バラードに聴き入っている様子だった。演奏が終わると、メンバーとサポーターは手を振りながら会場を後にした。ステージが暗くなると、ファンはメンバーを呼び「アンコール!!アンコール!!」と声がかかる。


  音楽が流れてステージの階段が明るくなった。と、池森さんが赤のマフラーにしましまのシャツに革のズボンで現れ、英語バージョンのクリスマスソング『ホワイト クリスマス』を歌う。クリスマスらしい雰囲気になった。するとステージの階段からぞくぞくとドラム・ベース・バックコーラス・山根さん・田川さんと登場して定位置につく。山根さんは衣装替えをして、茶色のシャツで登場した。最後は全員で演奏となった。つづいて『Memories』が始まる。山根さんは肩掛けのキーボードをして登場する。赤のマフラーを取って会場に投げようとするが、投げるフリをして左のスタッフにマフラーを投げる。ラップの部分を歌う池森さん。田川さん、山根さんも左右に移動していた。中央に3人が並ぶ姿もあった。池森さんは田川さんの肩に手を置いて(今すぐ君を中で眠りたい…)と力強く歌う。演奏が終わると、すぐに山根さんはスタッフにキーボードを渡し、『Take your hands』が始まった。バックコーラスも中央の池森さんに集まり、(Take your hands みんなで…)と手振る。ファンも手を振り、(跳ねて踊りましょう…)で池森さんはジャンプをする。田川さんも池森さんたちについて左右に動く。(ラララ…)の部分でマイクをファンに向けるが、声が小さかったのでガックリとしたが、もう一度マイクを向けると(ラララ…)ファンが歌う。池森さんも(Take your hands!!…)と天井に向けて歌い、ファンは(ラララ…)と手を振りながら歌う。曲のラストは恒例の、ジャーンと音が延びると、だんだんと両手を伸ばして座ろうとするから音が小さくなるが、途中で池森さんは立ったりするから音も大きくなる。ファンも笑う。池森さんが地面に手をついた時は音はなくなり、シーンとなる。そして池森さんが立っていくと音もだんだんと大きくなり、両手を広げたスタイルになる。クルクルと池森さんは回転し、ファンの歓声が響く。今回はバッターの構えをして、来い来いと誘ってバットを振りジャンプをすると音が止まった。。「次がラストの曲となりました。『もみの木の下で…』」池森さんが言うと、田川さんがアコースティックギターに持ち変える。照明が落とされる。セットも夕暮れの様子となっている。演奏が終わると。「どうもありがとう」と池森さんはファンに言う。ファンの歓声が響く。ここでサポートメンバーの紹介があった、拍手が響く。。「そして、DEENギター巨匠!!田川伸治!!」田川さんは恒例のファンにピック投げサービス。2枚は前側に投げたが、最後は中央に投げた。。「かなり飛んだね〜」と池森さん。手を振りながら。「ありがとう!!」と挨拶をする田川さん。「DEENリーダー!!キーボード山根公路!!」山根さんも前に来て、ピックを投げるが、ファンに届かず前の席にしか届かない。「届いてない(笑)」と池森さん。「楽しんでくれてありがとう!!」と山根さん。「そして、DEENボーカルの池森秀一でした!!今日はありがとう!!」と池森さんは挨拶する。歓声が響き拍手で迎える。とても満足そうな顔をしていた。。「これからも音楽を5年、10年と続けていきたいと思っています。そして、春に!!クラシックスの第3段が発売することが決まりました!!」ファンの暖かい拍手と歓声が響く。「今日は本当にどうもありがとうございました!!」池森さんが言い、左から宮野さん・山根さん・HIDEさん・池森さん・ko−sakuさん・入日さん・田川さんで手をつなぎ前に出ると頭を下げた。そしてファンに手を振りだんだんとステージから出ていく。ファンの歓声も響く。最後に出たのは田川さんで手を振り笑顔で出ていった。館内放送でライブが終了したことを告げた。

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