2006年1月22日(日)愛知厚生年金会館


  開演目前に会場から拍手が起こる。なんと!!千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン監督が手を振りながら会場の中央席へと座っていくのが見えた。


  暗くなると、宮野さんとHIDEさんが登場。HIDEさんがドラムスティックを叩く合図に右から田川さんが登場する。会場は歓声が上がる。田川さんは、ギター音に合わせて席を右・中・左に分け、「イェーイ」と掛け声。中央側は一番良かったのか、田川さんは手で○をつくる。会場盛り上がる。 途中から左から山根さんが登場して、キーボード前に着席。会場また歓声。山根さんのマイクにエコーかかって会場に「お久しぶりです」と言う。田川さんギターで答えるかのようにギターを鳴らす。「盛り上がっていきましょう」山根さんが言うと、田川さんのギター。マイクが元に戻り「DEEN LIVE JOY Break10!!」と山根さんが叫ぶ とドラム音鳴り、『ひとりじゃない』イントロが始まり、左から池森さんが登場する。会場は歓声が上がる。今日の衣装はアルバム『DEEN THE BEST キセキ』で着用している衣装と同じものだった。池森さんは(ひとりじゃない〜)で会場に向かって指さしをする。会場を一つにしていく。『君さえいれば』では田川さんのギターが激しく奏でる。 続いて『瞳そらさないで』キセキバージョンは初夏っぽい感じのように聞こえる。演奏が終わると、いつものように池森さんは「DEEN LIVE JOY Break10〜BEST of DEEN キセキ〜へようこそ!!」と会場に向かっていうと、歓声とメンバーを呼ぶ声が上がる。池森さんは「DEENはこの曲でみなさんと始まりました」少し間があると、『このまま君だけを奪い去りたい』 のキセキバージョンが始まる。DEENデビュー曲であり、池森さんは気持ちを込めて歌う。ステージの上にある、12周年をモチーフとした羽がライトに当てられ印象的だった。『思いきり 笑って』バラードの曲が続く。この曲はコーラスがとても綺麗で、会場も聞き入っている様子だった。
 曲が終わると、池森さんは「どうもありがとう。ライブは1月14日、関東の三郷市からスタートし、今日は…何日だったっけ?」と山根さんに聞く。「22日です」 会場笑う。「ツアーで回ってると日にちも分からなくなります。このツアーは去年11月23日リリースしました『DEEN THE BEST キセキ』を引き下げてツアーです。名古屋のみなさんは『キセキ』聴いてもらえたでしょうか?」池森さんは会場に聞く と、会場は拍手に包まれる。「まだ聴いてない方はきっとライブが終わってから買うでしょう。このアルバムは今までのベストと違ってアレンジし直した曲をアルバムにしました。懐かしい曲もあります。このようにツアーが行えるのもスタッフのおかげです。スタッフに拍手」池森さんが言うとスタッフに拍手が贈られる。 「『キセキ』の中からバラードを聴いてください」池森さんがそう言うと、田川さんは椅子に座りアコースティックギターで演奏をする。『会いたい』続いて『夢であるように』が演奏される。 終わると暗くなりステージは次のセットへと移る。その間メンバーを呼ぶ声が会場から聞こえる。


  ステージが明るくなると、前列の椅子に左側から山根さん、池森さん、田川さんと座り、後列にはサポートメンバーが座っていた。池森さんが「どうもありがとう」と会場に言うと拍手が起こる。拍手が終わると「恒例のアコースティックコーナーが始まりました。今回は・・・サポートメンバーにも残ってもらってます」と池森さんは 後ろに座っているサポートメンバーの方を向きながら言う。「彼は、もう5年くらいでしょうか?和音のツアーの時からサポートしてくれてます。今回はパーカッションをやってもらいます。ドラムスHIDE!!」と池森さんはHIDEさんの方を向きながら言い、拍手をすると会場も拍手をする。今度は池森さんは宮野さんの方を向き「彼は長いですね。Break2からサポートメンバーであります。 ベース、みーやんこと宮野和也!!」と拍手をすると、会場も「みーやん!!」と叫ぶ人もいて拍手が起こる。
 「続いて・・・DEENギター巨匠!!田川伸治!!」と池森さんが言うと、会場から田川さんを呼ぶ声と拍手が起こる。それに田川さんも答えて「名古屋のみなさん、お久しぶりです!!」と言う。会場が落ち着いてから田川さんは 「名古屋は毎回ツアーで来ていますが、名古屋と言えば毎回話をしていますけど・・・」「プッ(笑)」と山根さんが噴出し笑いをするので会場も爆笑。「何?リーダー?プッって笑って(笑)」と池森さんが山根さんに聞く。「またイチローの話をするから(笑)」と山根さんは田川さんの方を向いて話す。すると田川さんは「そうです!!イチローです(笑)みなさんはお正月のTV見ましたか?」会場に聞くと、ちらっと声が聞こえる。 それに池森さんは「かくし芸?」と言い、会場は笑う。「かくし芸ぽいですが、あの〜田村正和が主演している『古畑任三郎』でイチローは犯人役で出演していて、もう演技に感動しました!!」と田川さんは語る。この後、田川さんのトークはイチローの話題からプロ野球の話に変わり、名古屋の球団、中日ドラゴンズについて熱く語る。そこで田川さんが思いついたように 「僕らの野球みたいにオン・オフつくりましょうよ」とメンバーに提案を持ちかける。「ああ、この日はレコーディングでこの日はツアーやって。そして合宿があって。でも合宿がダメな人がいるじゃん(笑)」と池森さんは山根さんの方を向きながら言う。山根さんは「はい。合宿はダメです」と手を挙げながら言う。その姿が可愛かった(笑)山根さんは「以前、『秋桜』の時にやりましたよね?」 「北海道で1週間」と池森さん。「あれは・・・正直言うと3日で帰りたいと思いました」山根さんが爆弾発言をするので会場爆笑。「リーダーはシティボーイだからね」と池森さんは笑う。田川さんも「ネオンボーイだからね」と笑う。「シティボーイよりネオンボーイですね。僕は都会が好きなのです」と山根さんも笑いながら言う。会場も爆笑。ここで田川さんと山根さんが松井選手のモノマネをするので、さらに会場は爆笑。 メンバーもサポートメンバーも爆笑。「名古屋は都会ですね。今後も来たいと思っています。田川伸治でした!!」と田川さんは会場に言うと拍手が起こる。
 「続いて・・・DEENリーダーでキーボード!!山根公路!!」と池森さんが山根さんの方を向いて拍手をすると、会場も拍手と山根さんを呼ぶ声が聞こえる。それに答えて山根さんは「ありがとう〜」と手を会場に振る。「2階席のみなさんも盛り上がっていますか?」山根さんが言うと2階席がさらにライトアップし、2階席の人がメンバーに手を振っている姿が見えた。 「いやぁ〜、まさかここまでホールでライブできるとは思っていませんでしたね」と山根さんが言うと池森さんは「そうだよね、まさに奇跡だよね」「キセキって言おうと思ったのに」と山根さんは言う。会場笑う。「長く続けていると・・・ほら、解散や仲間割れとかあって残念なことってあるじゃないですか。僕らはそれもなくてね」と山根さん。「そりゃ〜僕がこんなにも気を使っているからだよ」と池森さん。 「また〜そんなこと言っちゃって。本当は自分だけがいいようにしようと思ってるんじゃないの?」山根さんが池森さんを指差ししながら言う。会場爆笑。池森さんは椅子から立上って「何だよ(笑)こんなにも気を使うヴォーカルっていないよ(笑)」と笑いながら言う。「おっと(笑)DEENの裏が見えちゃってるよ(笑)」と田川さんも笑いながら言う。会場爆笑。山根さんが池森さんをからかうトークが続き、 「こんなツアーができるのも、本当にみなさんのおかげです。山根公路でした!!」と山根さんは会場に言うと拍手が起こる。
 拍手が落ち着くと、池森さんは「みなさんも気づいていますが・・・去年の日本リーグで優勝。アジアでも1位を獲得しました、千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン監督が来ています!!」と立ちながら監督の方を向いて話すと、1階の中央に座っているバレンタイン監督が立ち、手を振る。メンバーもサポートメンバーも会場も拍手喝采となる。池森さんは来てくれたことの感謝に「Thankyou so much!!」 と英語で感謝を述べる。「それでは次の曲・・・」と池森さんが言うと、山根さんが「えっ・・・」と言う。「リーダー?何かあるの?」と池森さんが言う。「あれじゃないですか(笑)」田川さんが笑いながら言う。山根さんは「ハーイ!ソウデスネ(笑)」と大阪公演でも披露したバレンタイン監督のモノマネをする。会場爆笑。「監督!!ホント申し訳ございません」と池森さんは椅子から立ち上がり頭を下げる。 山根さんも頭を下げる。「昨日、お風呂の中で練習していたのですよ(笑)」山根さんは今日のために練習していたことを言った。
 会場の笑い声が落ち着くと、「それでは、『キセキ』の中から1曲聴いてください」と池森さんが言うと、田川さんの掛け声が起こり『日曜日』がはじまる。『日曜日』はこれまでバージョンが3パターンあるが、キセキバージョンは落ち着いた雰囲気に仕上がっており、今日の公演に相応しい感じになっていた。曲が終わると「どうもありがとう。今回のBreak10ですが初めて来た人?」と池森さんが会場に聞く と、何人か挙手をする。池森さんはうなずき「初めての人もいますね。このBreak10というタイトルはライブが10回目ということです。それでは・・・『キセキ』の中には収録していませんが、この曲はBreak3以来演奏することになります。アコースティックバージョンで聴いてください。『遠い〜未来へ』」と池森さんが言う『遠い〜未来へ』がはじまる。山根さん、田川さんのコーラスがとても綺麗だった。 池森さんも気持ちを込めて歌う。曲が終わると「このアコースティックコーナーは巨匠がアレンジをしています。このアコースティックコーナーで披露した曲もたくさんあるので、みなさんの要望があればアルバムにしないなって思っています」と池森さんが言うと、ぜひ実現して欲しいように会場が拍手喝采となる。「それでは、この曲を聴いてください」と池森さんが言うと、ライトが赤く照らされ 池森さんはシェイカーを持ち田川さんと山根さんのアコースティックギターが奏でる。(言葉もいらない 無理もしない〜)と池森さんが赤いライトの中に歌う。『太陽と花びら』の演奏だった。アレンジが大分変わっていた。演奏が終わると、ステージは暗くなり、キーボードの音がなる。暗闇の中、山根さんのキーボード音がなる。演奏が終わると、ステージは暗くなり、山根さんのキーボード音がなる。


 『Teenage dream』のキセキバージョンがはじまる。会場は座ったまま聴く。山根さんのハイトーンボイスのコーラスが印象的で、間奏部分の田川さんのギターが奏でる。これからの季節に合いそうな感じだった。曲が終わると暗くなる。メンバーを呼ぶ声が聞こえる。  明るくなると、サポートメンバーだけが残り右から田川さんが黒のタンクトップに白のズボンで登場する。なおタンクトップは田川さんがバンドを組んでいるTHE SONIC TRICKのロゴTシャツだった。田川さんのソロコーナーが始まる。この曲は新曲だと思った。田川さんは激しくギターを奏でながら右左へと走り回って演奏をする。演奏が終わると田川さんは手を振りながらステージを後にすると、左からサングラスと緑のレイを首からかけ黒のスーツにピンクのカッターシャツをいう、 ちょっと派手な格好の山根さんが登場するので、会場は爆笑をする。HIDEさんのドラム音が合図に山根さんはキーボードを激しく鳴らし、途中からギターを持って山根さんバージョンの『Rock my heart』が始まる。もちろん振り付けは会場と一体化していた。
  曲が終わると、山根さんは急いでギターとサングラスとレイを外し、『未来のために』キセキバージョンのイントロが始まる。右からさっきと同じ衣装の田川さんが登場しイントロのギター音を鳴らす。途中から黒のスーツに黒のカッターシャツを着た池森さんが山根さん側から登場し、手をクラップする。未来へと羽ばたけるように力強く歌う池森さん。つづいて『Memories』が始まると、 上着を脱いだ池森さんはスタンドマイクで歌う。だんだんと会場は盛り上がっていく。『LOVE FOREVER』キセキバージョン、『STRONG SOUL』『Good Good Time!!』で最高に盛り上がる。(まったなし〜ready go ready go〜)と池森さんは言うと会場にマイクを向け、会場は(fu−fu−)と振り付けしながら言う。 途中で池森さんはマイクを回しながら言う。曲が終わると、「ありがとう!!」と池森さんは言うと拍手が起こる。「それでは、最後に聴いてください。『翼を広げて』」と池森さんが言うと、ステージは青いライトになりバイオリンの音が聞こえ『翼を広げて』キセキバージョンが始まる。山根さんのキーボードとコーラス、田川さんのギターとコーラス、 池森さんの歌声を包む。途中から会場と手を仰ぐ。曲が終わると、メンバーは深く礼をして手を振りながらステージを後にする。会場は拍手とメンバーを呼ぶ声、そして「アンコール!!アンコール!!」と何度も何度も叫ぶ。


  ギターを音が聞こえると、なんと左の花道から山根さんがカラフルなレイとギターをかかげて登場する。左側の列(管理人も左側)は歓声と山根さんを叫ぶ声。まさか花道から登場するとは誰もが思っていなかっただろう。山根さんはマイクから「最初、田川くんがやってたじゃないですか「イエーイ」って。あれも僕もやってみたいので(笑)」会場も爆笑。山根さんはちょっと慌てた様子で「じゃあこの列からやります」と左側を指しながら 「お手本をやります。ワン・ツー・スリー・・・イエーイという感じで(笑)それでは、本番!!ワン・ツー・スリー・・・」と山根さんはギターを鳴らし、会場は「イエーイ」とグーをして手を挙げる。同様に中央と右の花道にもやっていく。「終わったよ。あれ?まだ着替えているからもっと長くしてくれと言われました(笑)それじゃっ、みなさんでやりましょうか(笑)ワン・ツー・スリー!!」山根さんの掛け声がると、会場は最高に「イエーイ!!」と言うと 山根さんは「ありがとう!!」と言うのと同時に、サポートメンバーが定位置につき、右からさっきと同じ服装に白のカッターシャツを羽織った田川さんが登場し、会場は歓声を上げる。左からも柄のシャツにジーンズの池森さんが登場し歓声が上がる。田川さんのギター音を合図に、アンコール1曲目『We can change the world』が始まる。(おかしいよ 考えられない〜)と池森さんが歌うと 田川さんはギターを置いて、バイクを乗る真似をするので会場は爆笑。(各地方で異常気象)と池森さんが言うと、田川さんお気に入り?の指さし棒でマイクに向かって何かを言う田川さん。パフォーマンスがとても面白い。さらに(喜ばしいビックニュースをつくりましょう)と池森さんが言うと、山根さんと田川さんが池森さんの傍に集まり、3人でパフォーマンス。会場も大爆笑。笑いの耐えない1曲となった。間奏では田川さんは左側に走ってきて、花道まで来ると花道から下に降りてギターを奏でる。 左側の人の歓声と前列は田川さんに触る人がすごかった。一斉にスタッフがロープを引く。田川さんは花道に軽やかにジャンプすると、ステージに戻っていった。つづいて『手ごたえのない愛』がはじまる。ここでも山根さんはギターで演奏をする。会場は盛り上がる。曲が終わると、池森さんは「ありがとう!!」と会場に言うと拍手とメンバーを呼ぶ声が聞こえる。「もう一度、メンバー紹介をします」と池森さん はサポートメンバーの紹介をする。つづいてDEENメンバーの紹介をする。田川さんは恒例のピックサービスをする。山根さんの紹介をすると山根さんは「山根っちコールというものがあるのですけど、やりましょう!!せーの山根っち、山根っち、山根っち!!」と手拍子で山根さんは恒例の山根っちコールをキーボードのところでする。それを見た池森さんが「端っこでやらずに真ん中でやろうよ!!もう一回!!もう一回!!」 と池森さんが山根さんにアンコールすると、会場も「もう一回!!」と手拍子でコールを出す。山根さんは照れくさそうに「じゃあ・・・もう1回やります!!」と山根さんが真ん中に出る。すると山根さんは「ああっ、真ん中ってこんな感じに見えるんですね(笑)」会場笑う。池森さんは逆にキーボードのところへ行き、キーボードを弾く。会場は「おおっ〜」と歓声と拍手が起こる。そして山根さんは・・・ 何かの曲を歌おうかとすると池森さんがキーボードを弾くのを止めた。会場はまた笑う。山根さんは「何で止めるんだよ。『メリー・ジェーン』かと思ったのに」と残念そうな顔をする。会場爆笑。「山根っちコールやってくださいよ(笑)」池森さんが山根さんに言う。「それでは、もう1回山根っちコールします!!せーの!!山根っち、山根っち、山根っち!!」と会場とメンバーと一緒にやっていき、拍手で終わる。 会場もメンバーも笑う。「ここまでこれたのもスタッフのおかげです。最後にもう一度DEENオールスタッフと地元スタッフに拍手!!」と池森さんが言うと、メンバーも会場もスタッフに拍手を贈る。「デビューしたのが93年で酉年。干支を一周してきて12年経ちました。何か記念に、今までリリースした曲を再レコーディングして『DEEN THE BEST キセキ』をつくりました。このプロジェクトに参加して良かったと思っています。 DEENヴォーカル、池森秀一でした!!」と池森さんが言うと会場は拍手と池森さんを呼ぶ声が聞こえる。「最後に聴いてください『TWELVE』」池森さんが言うと、ステージのバックの照明が光り、ライトは暗くなりの『TWELVE』が始まる。まるで夜空の下で演奏しているかのようだった。田川さんのギターが鳴り、山根さんのキーボード、池森さんが12周年の思い出これから先へ進むことへ思いを込めて会場に向かい一体化して歌う。 会場もその思いをかみ締めるかのようにじっと聴く様子だった。曲が終わると、サポートメンバーからステージを去り、山根さんと田川さんは池森さんの傍に行き、 3人は手をつなぎ会場に深く礼をする。会場は拍手喝采とメンバーを呼ぶ声がする。しばらく経ってメンバーが顔を上げると、会場に手を振りながらステージを去る。

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