☆彡  管理栄養士国家試験合格体験談  ☆彡


管理人は2006年3月26日実施(第20回目)の試験を受験しました。初めての受験です。そして・・・2006年5月10日を持ちまして”管理栄養士”となることができました。このページでは、管理栄養士を目指す方へ何か支援できることはないかと私なりに考え、私の合格体験談とその勉強法について載せています。管理栄養士を目指すみなさんが合格できることをお祈り申し上げます。
 ☆ 管理人の国家試験勉強法

 私がいつから国家試験の勉強を始めたのかはハッキリ言って覚えていませんが(焦)たしか・・・大学3年生の10月頃だったと思います。当初の予定では大学3年生が始まったら国家試験勉強を始める!!と心に誓っていましたが・・・それが先延びしてしまいました。言い訳になりますが、大学3年生になると臨地実習、あるいは学外実習と言いますか実習を控えていたので、準備に追われていました。私の大学の場合、臨地実習は9月にあり、多くの人は1ヶ月間行われました。臨地実習が終わり、大学へ実習の報告会などが終わってから大学側から一括して国家試験の過去問題集『(株)メディカ出版 管理栄養士国家試験問題と詳解』を購入しました。それを手に取ってから一番興味のある臨床栄養学から過去問を解いてみたことから私の管理栄養士に向けての勉強がとりあえず始まりました。

   大学4年生になると、一年が本当に短かったと思います。理由は卒業研究と就職活動と国家試験対策の勉強がありました。栄養士の求人が出るまでの夏までは卒業研究と国家試験勉強を偏らずバランス良くこなすことが必要でした。それは分かっていますが、どうしても日によっては卒業研究に集中してしまうことがありました。月に2.3回くらい行われた大学独自の試験がありましたが、やはり勉強していないと成績が上がりませんでした。逆に勉強しているのになかなか成績が上がらない時もあって試験を投げ出したい気持ちに何度かなったこともあります。
この時期は興味のある科目しかやっていませんでした。私が得意とする臨床栄養学と食品衛生学くらいだったと思います。苦手と思っていた生化学と解剖生理学はなかなか勉強する気持ちになれませんでしたが、試験でネックになっていたのでこれではいけない!!と思い、解剖生理学はテキストをさらに詳しいものを買いなおしました。そのテキスト『(株)医学書院 系統看護学講座 専門基礎1 人体の構造と機能1 解剖生理学』
で一から解剖生理学を勉強することに決めました。同時に生化学と病理学などの新カリキュラムで言うと、”人体の構造と機能及び疾病の成り立ち”を勉強しました。それが夏くらいだったと思います。私は1週間に勉強する科目の設定と1日のタイムスケジュールを決めました。似たような科目を同時に勉強するようにしました。例えば、臨床栄養学と病理学。解剖生理学と生化学など。私の勉強時間は長くはないと振り返って思います。1日3、4時間勉強(大学での講義は除く)していればよく勉強したと思っています。
 秋が深まった頃から大手の管理栄養士全国模擬試験が行われました。模試は年末まで3社を受験しましたが、なかなか合格圏に達していません。いつも55〜57%辺り(国家試験合格圏は60%以上)の成績でした。模試が終わった後に自己採点をしますが、私はボンミスが多いのです。例えば「2つ選びなさい」という部分では答えが分かっているのに1つしかマークしていない。「間違っているものを選びなさい」では逆の正しいものをマークしています。このため模試が終わる度に問題を間違っていると自己嫌悪になりました。卒業研究の担当だった恩師にいつも模試や勉強のことを相談していましたが、恩師から「このようなボンミスをなくさないと本番でミスをする」とおっしゃったことを今でも覚えています。毎回の模試を反省し、よく問題を読むことを努力することにしました。また私は模試ノートをつくるようにしています。模試ノートとは、模試で間違えた部分をノートに書き模試の解答プラス自分で追加の解答を付け加えました。それを見直していました。12月に入ると卒業研究の発表会のためまた勉強がおそろかになる日が続きました。その中で受験した全国模試でやっと合格圏に達しました。しかしギリギリのラインなので油断はできないと恩師の忠告がありました。それでも私は合格圏に達した安堵のため年末年始もアルバイトをしていました。当たり前に勉強していません。

 これでよく管理栄養士になれたなって思う方も多いと思いますが、年末に友人にある出来事があったことで、そのお陰で私はなかなか成績が伸び悩んでいた科目に火がついたように勉強を始めました。その科目は応用栄養学です。この科目自体嫌いではありません、むしろ好きな科目なのにいつも模試では2,3点しか合っていませんでした。友人に会う日までにしっかり応用栄養学を勉強する!!と決めました。何処でつまずいているのか自分なりにリサーチし、2005年から改定した「日本人の食事摂取基準」も手付かず状態から勉強しました。その甲斐あってか、1月末の全国模試では、応用栄養学については1問しか間違っていなく、自分で言うのも・・・ですがかなり成績アップに成功することができました。それで私は自分に自信がつきました。

 2月に入り、国家試験が目前になってからは主に最近出題が多くなった応用力問題と新しい事情に力を入れて勉強しました。応用問題については、恩師から貸していただいたMedic Media出版『クエスチョン・バンク管理栄養士国家試験 応用力試験試験対策問題集2006』を解いていました。新しい事情については、介護保険法改正、栄養教諭、メタボリックシンドロームなどのことについて図書館で雑誌を見ながら勉強していました。この時期からの勉強時間は1日7時間くらいやっていたと思います。
無事に大学の卒業式が終わり、国家試験まであと1週間くらいは問題集を絞って最終調整をしていました。主にRDC管理栄養士センターから出版されている『国試の麗人』シリーズを使用していました。問題を間違えれば徹底的に調べ頭に叩き込む・・・。そして迎えた国家試験本番。緊張は全くなかったですが、問題を見て過去問と似ているなって思いました。私の予想では栄養士法改正になったので、新カリキュラム対応で難しいと感じていましたので。ただし、最近の事情と計算問題が多いと感じました。


 そして・・・迎えた2006年5月10日。この日は管理栄養士国家試験の合格発表です。仕事だったので、帰宅してから厚生労働省HPで自分の番号があるか確認しようと思っていた矢先、私の携帯電話の留守番電話に恩師からメッセージがあり・・・。まさか・・・と思い急いで帰宅し厚生労働省HPで確認すると私の番号がありました!!何度も受験票と確認して叫んで・・・本当に信じられなかったです。まさか私が合格しているとは・・・。後日、郵便で合格通知書が届きました。


私が管理栄養士国家試験に合格できたお陰は、家族、大学の恩師、友人、アルバイト先の上司とスタッフ、DEENのみなさんとDEENの音楽、浅岡さん(tFOVも)の音楽など数え切れないくらいのたくさんの人々の励ましと、応援があったから私の夢・目標は達成できたと思います。これからも私は管理栄養士として立派になれるように、そして最終目標である「笑顔で親身になって指導できる管理栄養士」を目指して日々精進していきます。みなさん、本当に私を支えてくれてありがとうございました!!感謝の気持ちで一杯です!!

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